
ゴールへの道は、一つじゃない
目的地へ向かう場合に、直線距離で移動するか、多少回り道をしながら行くか。気づいたときには着いていたということも。
そもそも、ゴールと思っていたところがスタート地点ということだってある。いろんな道を楽しんだ方が楽しいと思う。
開催日
2022年07月25日(月)
18時00分 - 18時50分
池田さんのプロフィール

代表弁護士
私について
前職
最高裁判所 新第64期司法修習生
出身高校
北海道国際情報高等学校 情報システム科
出身大学・学部学科
小樽商科大学
部活動・サークル
バドミントン、合唱
アルバイト・インターン・課外活動
資格予備校スタッフ
オススメの本
三浦綾子『母』
趣味
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会社について
会社名
すばる法律事務所

会社で取り組んでいること
さまざまな法律相談をお受けするところから、すべての事件が始まります。法律相談だけで終わることもありますし、事件をお受けして仕事をすることもあります。
依頼者のニーズに沿って、できることとできないことを明確にしながら、紛争のより良い解決を目指して、日々仕事をしています。
会社として大事にしていること
私たちの社会の基盤は、日本国憲法にあります。
日本国憲法を背骨に、その根底に流れる個人主義(individualism)を意識しながら仕事をしています。すべての人が、一人の人間として尊重される社会の実現のために働くことを意識しています。
働くについて
現在働いている会社の魅力
2011年に弁護士になってから、10年間は北海道合同法律事務所にて執務をしていました。2022年1月に独立をして、すばる法律事務所を開設しました。
深刻なご相談は多いのですが、前向きに元気よく仕事をしようと心掛けています。
今の仕事を選んだきっかけは?
今の仕事は、ある意味偶然です。
もう少し憲法を学びたいと思ったのですが、恩師からまずは法科大学院に行って自分で食い扶持稼げるようになってから、それでも勉強したいと思ったら研究大学院に行きなさいと言われました。そういう道もあるかと思って、法科大学院に進みました。
新制度で簡単に通ると言われた司法試験も決して簡単ではなく、勉強漬けでしたが何とか合格し、弁護士として10年を迎えることができました。
働いていてやりがいを感じる瞬間は?
一審有罪の刑事事件で、高等裁判所での控訴審から国選弁護人を担当した事件があります。高等裁判所で一審の判決に不備があると「破棄差戻」、もう一度やり直しの地裁で無罪判決を勝ち取りました。
これは大きな成果で、やりがいを感じました。でも、本当にやりがいを感じるのは、一番最初にお目にかかる法律相談のときです。終わってお帰りになるときに相談者さんのお顔が明るくなっていると、やりがいを感じます。
仕事をしていて大変なことは?
深刻なご相談を複数お受けしますので、メンタル的にきつい時もあります。重たい事件が積み重なるとなかなか大変な時があります。
中高生へメッセージ
中高時代にやってよかったこと
たくさん本を読んでおいたこと。
性別や年齢を問わず様々な人と日々お話をし、どんな事件があったのかを探っていきます。証拠を積み重ねて想像を働かせることもあるし、人はどんな行動をとるのが一般的なのかを考えることもあります。いろいろな引き出しを持つことが強みになりますが、それを生み出す源泉があの時の読書体験にあるように思います。
中高時代にやっておけばよかったこと
基本的にやりたいことはやってきたつもりです。やろうと思ったことをやれたのは、恵まれた環境だったなと思います。
ただ、もう少し英語の勉強をまじめにやっておけばよかったな、と思っています。
人生のターニングポイントは?
高校2年生:担任が変わり、「お前は大学に行け」と言われたとき
高校3年生:アメリカ同時多発テロ勃発
大学1年生:憲法の授業を受けて、「個人主義」という考え方に触れたことと、基礎ゼミでの出会い。
大学3年生:「憲法じゃ食えない、弁護士になりなさい」と言われたとき
ロー1年生:50人中3人しか合格者がいなかった衝撃
進路に悩む10代にメッセージ
きみの未来は一つじゃない。
自分が考える未来も大事にしてほしいし、ほかの人からのアドバイスも大切にしてほしいと思います。
自分が悩んできたこと
開催日
2022年07月25日(月)
18時00分 ~ 18時50分
募集人数
6人
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